秋の味覚といえば「キノコ」ですが、秋は毒キノコも多い季節です。
横浜市より、市内の樹林地に「カエンタケ」が発生しているとの情報がありました。
「カエンタケ」は、夏から秋にかけて、ナラ枯れを起こした樹木のそばに発生し、高さ10~15cmほど、全体が炎のように伸びている赤いキノコです。
最強の猛毒キノコといわれるほど非常に毒性が強く、致死量は数グラムといわれています。
症状は、接種後30分から発熱、悪寒、嘔吐、下痢、手足のしびれなど。
2日後に消化器不全、小脳萎縮による運動障害など脳神経障害により死に至ることもあります。
体内に摂取しなくても、触るだけでも皮膚から毒素が吸収され、皮膚に炎症をを起こすそうです。
見かけたら、絶対に触らず、土地の管理者への報告をお願いします。
一般的に毒キノコは美しいと言われていますが…
この鮮やかな色といい形といい、もはやキノコとは思えないほどですね。
猛毒キノコだと知らなかったら、素手で触って摘んでいたと思います…私。